ブログをリブートさせるにあたって考えてみた、「私たちがブログをやる理由」

こんにちは。株式会社ギフトモール、人事担当の西村です。

この度投稿を再開したGiftmall Inside Blogについて、そもそもどういう経緯で再開したのか？というお話をさせていただきたいと思います。

このブログはこんな方にぜひ読んでいただきたいです。

株式会社ギフトモールにに興味を持っていただき、もっと会社のことを知りたいと思っていただいている方
企業ブログをはじめようかどうか検討をされている、コーポレート担当の方

なぜ、ブログを再開することになったのか

私たちギフトモールは、ここ数年のサービスの飛躍的な成長を受けて、2020年の初めからエンジニアをはじめとしたIT人材の採用に力を入れ始めています。採用活動に注力していくのと並行して、優秀な方々に広く「ギフトモールが魅力的な会社だと知って、理解してもらうこと」をゴールとした「ブランディングプロジェクト」を2021年1月に発足しました。そして、会社のことをより知ってもらうための情報発信ツールのひとつとして、既存のブログからタイトルを変え「Giftmall Inside Blog」として再開させるに至りました。

ブログを再開させるにあたり、ブログに関わる全メンバーの認識を合わせて、きちんと質の高いブログ記事をリリースしていくために、プロジェクト内で「ブログを再開する理由」を整理しました。私たちが整理したポイントは大きく3つです。

1. ブログは、ギフトモール社で起きているありとあらゆる「リアル」を伝えるツールにする。

企業の情報発信で使われているものとして「プレスリリース」や「コーポレートサイト」などがあると思います。しかし、一般的にそこに載っている情報は「最終的な結果」の部分だけで、その結果に行き着いた経緯については詳しくは触れられていないことがほとんどかと思います。

企業に対して本当に魅力を感じてもらうためには、「その結果に、どのようにたどり着いたのか？」のプロセスを知ってもらうのが大事なのではないでしょうか。たとえば仕事を選ぶ際に、「その組織が出した結果」以上に「どんな人が、どんな考え方をして、どのように働いているのか」という観点を聞きたいと思うのではないかと思います。企業側としても、この部分を事前に知ってもらうことで、組織のものの考え方やプロジェクトの進め方についてよく理解ができ、入社時のギャップを少なくした状態でお迎えができるというメリットがあります。

※プロセスというのは例えば以下のようなことを想定しています。

どのような課題があり、どのように解決してきたか
結果を導くために、裏側でどのようなことをやってきたか
どのようなチームメンバーが、どんなことを考えながら仕事をしているのか
事業の過去や未来のイメージ像 = 今出しているアウトプットの点が全体で見ると、どのように線になっていくか

2. ブログの更新を通してアウトプットの機会を増やすのは、自分たちのためでもある。

1の目的がありつつも、ブログという記録を残す場を作ることは社内的にも意義が大きくあると私たちは考えています。

アウトプットを出すということは、ものごとを深く考えるきっかけになり、その行為はそのままギフトモールがVALUE（行動指針）として掲げている「DEEP DIVE」の精神に強く紐づきます。課題解決の経緯をブログでアウトプットするには、その課題や経緯について深く考えることが必要です。丁寧に振り返ったり、思考を整理する必要も出てきます。

DEEP DIVEする中で、自分自身やチームが学びを得たり、問題への解像度が上がったり、新たな今後の方向性が見えてきたりすることもあるでしょう。アウトプットの機会を通じて、課題について深く考える（DEEP DIVE）習慣を推進していくこと、その結果がブログに蓄積されていくことは、株式会社ギフトモールの文化を強くしていくためにも、とても重要なことだと考えます。

また、今年ギフトモールをはじめとしたグループ全体の組織は100名の規模に届こうとしています。組織が大きくなり、社内でも様々な部署やチームに分かれて仕事が進む体制になってきている今だからこそ、どのチームの誰が、どのような課題に、どのように取り組んだかをまとめていくことは社内の状況共有という観点から見ても重要な役割となってくると思います。

3. ブログの情報発信を通して、同じ課題を抱えてる人に役立ててもらいたい。

私たちに限らず、Web業界、 IT業界には、様々な情報やソフトウェアをオープンにしていく文化があります。私たちもその文化に助けられながらサービスを改善し、事業を進めています。だからこそ、私たち自身も取り組んだ課題や学びをオープンにしていき、少しでも誰かの助けになれればと思っており、このブログがその一助となればという気持ちで運用をしていきたいと考えています。